カテゴリ: スペイン

※こちらは2015年に書いた世界一周旅の記録です


2015年9月28日


ペルーへ片道航空券で入国。


この情報を調べると、
出国チケットを取らないと

入国すらできないという情報が多数。


不安だらけの移動がはじまりました。




南米ペルー。

日本パスポートはビザなしで183日滞在可。

2015年9月現在、黄熱病などの予防接種は不要。


スペイン語。


時差ー14時間。


マチュピチュ、ナスカの地上絵、チチカカ湖
などが有名。



そして入国の時にペルー出国チケットを持っていないと


入国出来ないとか、
飛行機乗せてもらえないとか

その場でチケット取らされるとか


そんな情報をよく耳にしていました。



期間を決めないで周遊する人は多いだろうに


みんなどうしているんだ。



バスの安いチケットだけ取っておくか

安い航空券取っておくか


地球の歩き方に書いてあるみたいに


今後の計画予定表を作っておくか...


調べたところで、引っかかる人も
大丈夫な人もいるので

とりあえず片道チケットだけで突撃しました。



結果。


あっさりスルーでした。


見た目を小綺麗にして


来年の2月までの仮ルート作って


このバス会社で移動するよとか


こういう旅だよとか


スペイン語で説明できるように


メモ帳に書きまくっていたのに


全スルーでした。


ちょっと寂しいじゃないか。




スペイン・マドリードの空港から


エア・ヨーロッパ直行便でリマの空港へ。


という入国方法も良かったのかも。

陸路だったり経由地があったり


航空会社が別だったらまた違ったのかな。




エア・ヨーロッパは片道チケットでも


『YOU 乗っちゃいなよ』


な感じと聞いてましたが、
質問すらされずスペイン出国。

滞在期間だけ聞かれペルー入国。


審査の人は日本のパスポートを見ると


『コンニチハ』と笑顔。


逆にいいの?
入国するよ?いいの?

という感じでした。




スペインに行く時のほうが


スペイン出国チケットの確認とか


どういう旅なんだとか


ペルーで何するんだとか


いつ日本に帰るのかとか
厳しくチェックされました。


ただ、あくまで私の場合なので


帰国や次の国の予定が決まってれば


チケットを取っておいたほうが安心かと思います。


さて、現在はペルーの首都リマ。


今の時期は霧が多く、太陽がほとんど見えません。


早く標高の高い場所へ、と思いつつ

宿の居心地良すぎて延泊決定。


10月から北上してワラスに行くか


マチュピチュへ向かうか、絶賛悩み中。


宿の犬と遊びながら熟考します。


※こちらは2015年に書いた世界一周旅の記録です


2015年9月26日


現在、ペルーに滞在中です。


スペイン最後の記事は、
理性を失い、食べまくった日々の

想い出を綴ります。






まず一番に紹介したいのが


衝撃的な美味さの生ハムです。

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今まで食べた肉の中で1番でした。

石垣牛のビーフジャーキーが1番と思ってましたが


それを超えて舌がヘブンへ上りました。

※思い出補正あり。

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生ハムを挟んだバケットも最高。


バケットもサクサクで美味いので


こちらもGO TO ヘブンです。


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肉の花束を持って浮かれた日々。


この日々を忘れません。


そしてお次はマッシュルーム。

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Meson del Champinon


メソン・デル・チャンピニョン


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ここのマッシュルームが激ウマ。


オリーブオイルも肉もスパイスも絶妙。


有名店だからと入りましたが


キノコ美味すぎて通いました。

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店内も可愛くて日曜は生演奏もしてて


雰囲気バツグンで日本人もかなりいました。


そしてこちらも通った市場


メルカドサンミゲル

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暴飲暴食を極めた場所。


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にくー


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あーもんどー


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ぴんちょすー


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すいーつー


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にくにくー


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てぃらみすー


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ちーずー


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ちょこたるとー


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いろいろ〜


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いろいろ〜
 

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わいんーさらみー


その他もろもろ。


写真撮ってない魚介とかパエリアも


何食べても美味しかったです。




最後はこちら

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CHOCOLATERIA SAN GINES


チョコラテリア・サンヒネス


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こちらも有名店。


ホットチョコにチュロスをつけて食べます。


生クリームのせすると


チョコがまろやかになって美味しいです。

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チョコがどろっとしてるので


最後はちょい重かったです。


街は肉とお酒で溢れてます。

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ピンチョスも最高。


缶ビールが水より安かったり


ワインも500円以内でボトル買えたり

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スーパーの棚はこんな感じなので


飲んべえにはたまらん街です。

お酒飲めない私でも
ワイン飲んでしまったり

ベイリーズを買って帰ったりと

雰囲気に飲まれてました。




スーパーなどの食材は日本より安いくらいなので

自炊すれば暮らせる気がします。


そんな天国のようなスペイン


出国する空港で


ペルー行きたくない(泣)


と泣きそうなほどスペイン好きになりました。




またいつかちゃんとお金貯めて


ヨーロッパ周遊しようと思います。


本当に1週間リフレッシュしました。



南米・中米もスペインの生ハムの


想い出を胸に頑張ります。


※こちらは2015年に書いた世界一周旅の記録です


2015年9月24日


まもなくペルーへ飛ぶため


マドリードの空港で書いております。


ペルー出国チケットを持ってないですが


無事に入国できるのでしょうか。


不安でいっぱいですが、
気分を変えてスペインの風を送ります。




スペイン、マドリード旅の日程で


日曜があるのなら、
ぜひぜひ蚤の市へ

毎週日曜の9時から15時頃まで


カストロという場所で
蚤の市が開かれます。


マヨール広場から徒歩10〜15分。


衣服、本、アクセサリー、日用品、
骨董品、アンティーク、家具

あらゆるものが並びます。


骨董品やアンティークなどは


とんでもない掘り出しモノが
眠っている可能性もあるとか。

というわけで日曜の朝から


おでかけすると、
道路でレースやってる。

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マラソンとかもやってて


日曜の街はお祭り騒ぎでした。


蚤の市へは10時すぎに着きましたが


人でごった返してました。


これはスリが怖い。



特に日本人専門の窃盗団がいたりと


日本人は狙われるらしいです。


なのでポケットに少しのお金と


カメラだけ抱えて出かけましたが


すれ違う日本人を見ると、
みんな小綺麗。

お洒落。
お金持ってそう。

アジアもヨーロッパも
ずっと同じ格好のパーカー女は

そこまで心配もなかったです。


にしても楽しい。

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針金アートとか

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置物とか

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家具屋さんもお洒落だし

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アンティーク風航海グッズは激ツボでした。

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ここからここまでくださいとか言いたい。


あとアンティークカメラも多かったです。

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スペイン買付けの旅とかしたい。


日用品も

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食器屋さんも


こういうガラクタごちゃごちゃな感じ好きです。

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蛇口持って旅とか
意味わかんなくて良いなー

とか冷やかしながら


壊れた時計の文字盤だけ購入。


時計の裏側の細かい細工とか好きなのです。


まさ兄にマクラメで
包んでもらおうと企んでおります。



目利きはないので
レア物などは分かりませんでしたが

疲れて道路にしゃがみ込むくらい
楽しみました。

スペインの楽しさがハンパない。




勇者ヨシヒコのドラマで


ファンタジーの世界から
東京へ来たヨシヒコ達が

楽しすぎて魔王を倒すことを忘れる。


という回の気持ちが凄くわかります。



悲しいことにスペインは1週間で終わり。

次回の食い倒れマドリードが最後です。


泣けてきた。


ではまた。

※こちらは2015年に書いた世界一周旅の記録です


2015年9月24日


列車に乗り遅れ、
バレンシアに着いてしまい

やっとクエンカに着いたと思ったら


闘牛に巻き込まれました。


クエンカ旅、後編です。






スペインのマドリードから


高速列車で1時間の場所にある


世界遺産の街クエンカへ
4時間半かけてたどり着きました。

AVEの駅は街から離れているので

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この12番のバス(1.25€)で移動です。


30分ほど待ち15分で街へ。


そこから旧市街までは


徒歩でも行ける距離ではありますが


坂になっているし安いので


1番のバスに乗り換えて一番上まで
行こうと思ってました。

30分に1本のバス。


しかし待てども待てどもバスは来ない。


というかお店も軒並み閉まっている。


こんな閑散とした街なのかしら??


全くバスが来ないのでタクシーで


5ユーロで連れて行ってもらいました。



駅の時点からタクシー使えばよかった。


しかしタクシーのおっちゃん


よく聞き取れなかったけど

『今日はホリデーだ』


『ゲートの前までしか行けない』

『街はクローズしてる』
とか言ってる。

ホリデーだからお店が閉まってるのか!?

タイミング悪い時に来たなーと思い
旧市街の手前で降りると

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街並みが美しいじゃないか。


ホリデーで人がいなくていいじゃないか。


と、歩いて行くと
何やらパーティーしてる人々と音楽が。

ああ、ホリデーだからみんなハッピーね。

と、再び歩いて行くと、
何やら人だかりが。

パーティ中すまないがちょっと通りますよ。

と、人垣を越えると何やら木の柵が。


その時、悲鳴が聞こえ、
人々が迫ってきました。

何!
何!!(゚Д゚) 何やってんの!?

『牛だ!』

とまさ兄の叫ぶ声が聞こえ

そんなバカなと思いながら柵の後ろで


人垣に揉まれてました。


近くのおっちゃんに、
闘牛のジェスチャーをして

闘牛かい?と聞くと


ウインクして親指を立てる

ゴキゲンな返事が返ってきます。


闘牛かい!!


危ないよ!
人死ぬやつじゃん!

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レスキューとか来てる本気のやつだし。


でも苦労してクエンカ来たし

柵の外からチラッと見れるならラッキーかな。


と、牛が小屋に入って皆が動き出したスキに


奥の広場へ進んで行きます。


インドで牛は見慣れていたはずでも

興奮した牛は怖い。

というか、地元の人達が
凄い勢いで逃げてるってことは

本当にやばいやつなのか、牛。



ただクエンカの素敵な街並みを見に来たのに...


大聖堂の前の広場に行くと大勢の人が


階段の上や高い場所にいたので


階段の上から牛を待ってみることに。


そして牛がやって来ました。

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どうしてでしょう不思議ですね。


こちらへ向かって来ました。


どうしてでしょう不思議ですね。

階段の上まで登って来ました。


もう無心で階段を駆け下り逃げました。


牛!怖!!


ただ私は素敵なクエンカの街を見たかっただけで...


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 勢いで登っちゃって牛も

どうすればいいのか分からない状態。

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牛のお尻にしっぽがフィットする形を見て


旅人のたっくんが


『グッドデザイン賞やね』


と言っていたのを思い出します。




いやいや、
牛撮ってる場合じゃない。

いのちをだいじに。

牛を迂回して柵を越え、
街の上まで登って逃げました。

クエンカからの素敵な景色を見ながら

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アイスクリームを食べて気持ちを鎮め


いざ観光。


もう日が落ちかけているので駆け足です。


といっても街中は牛追ってるので、
外側だけ巡りました。


崖にレンガ作りの家々が並ぶ風景。

水曜どうでしょうで夜景をバックに

大泉さんが言ったセリフを思い出します。

DSC_5982のコピー

これの写真も撮ってた。

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意味が分からない方すみません。

多少やり過ぎた感はありますが満足です。



宙吊りの家というのがあるらしいのですが

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おそらくこれかな?
という感じで終了。

ちょっと牛に追われた興奮が


収まらないままタイムアップです。

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帰りの列車は21:43分発


マドリード22:38分着。

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もう真っ暗。

宿までの道は大通り沿いで


人通りも多い場所で
手ぶらで歩いてはいましたが

この日は何が起きてもおかしくない。


通りすがりのカップルに


『この先は危ないから気をつけてね』
とか言われるし。

へんな奴だと思われるためにフードかぶるとか

意味不明の行動もします。


1日のシメに
首絞め強盗に遭うんじゃないかと

ビクビクしながら宿まで辿り着きました。


宿が郊外の方は夜は
絶対タクシー使ってください。

路地裏怖すぎ。




本当に長い長い1日でした。


疲れ果てたけど、スペイン楽しい。


落ち込むこともあるけれど、
やっぱり私

この町が好きです。


と、魔女宅でシメておきます。

※こちらは2015年に書いた世界一周旅の記録です


2015年9月22日


久しぶりにちゃんと観光すると
必ず何か起こります。

長い1日でした。


長過ぎるのでロード・オブ・ザ・リングみたく


3部作にしようかと思いましたが前後編で。



まずは前半の鉄道編でございます。


スペイン、マドリード。


9月21日月曜日。


この日も朝から快晴で


世界遺産のクエンカという町へ行くため


午前中から駅へ向かいました。


高速列車AVEで1時間で行けるので日帰りです。


魔法学校へ行けそうなアトーチャの駅。

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中は温室みたくなっててミストとか出てました。

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駅で直接クエンカまでの切符を購入。


片道1人29ユーロ。

係の人はPCの画面を見せながら


11:40発の列車でいいか


帰りは17:43発でいいか


とジェスチャー混じりで聞いてくれました。


帰りは早いけどその次が


21:43発だったので夕方を選択。


さて、出発まで少し時間があったので


一杯ひっかけてから出発することに。

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生ハムサンドにもうっとり。


と、のんびりしていたら


いつの間にか時間は11:30に。


そこでどうしてそう思ったのか


11:45分出発と思い込んでました。

トイレ行って荷物検査して40分になり

ギリギリだー!
と小走りでホームへ行くと

列車が動いている。

嘘でしょ!!
と、走っていく列車を

走って追いかける。


アジア感覚が抜けていなかったためか


叫べば停まるんじゃ??


飛び乗れば乗れるんじゃ??


と走って追いかけるジャパニーズ。


当然停まりません。



列車を見送り、ホームで呆然としていると


係の人が
『チケットチェンジ!』と教えてくれ

カウンターへ行くと
なんと無料で

1時間後のチケットに変更してくれました。


グラシアス!グラシアス!


観光の時間は短くなっちゃったけど
よかった〜

その時は思っていました。
 


その後、12:40発の列車に乗り
いざクエンカへ。

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......

クエンカへ......


クエンカ......


停まらない!?


クエンカ停まらない!!

(゚Д゚)!!!


マドリード発車から2時間後
14:18

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バレンシアへ到着。


もうよくわからん。


とりあえずオレンジジュース飲みたい。




半泣きでツーリストデスクへ行き

怯えた子猫のようにプルプルしながら


事情を説明。


『どうしてバレンシア行きのチケット持ってるの?』


と聞かれ

『ア…アイドンノウ…』


こちらもどうしてバレンシアへいるのか


分からないんです。
 

ただ、チケットを見せて

捨てられた子猫のように


クエンカへ行きたかっただけなのですと


プルプル説明したら


スタッフのお姉さんが
別カウンターへ案内してくれ

15:10、バレンシア発のチケットを取ってくれた。

(゚Д゚)


更に、帰りのチケットが
17:43クエンカ発なので

『クエンカに2時間もいられないけど変更する?』

と、無料で
21:43の列車に変更してくれた。

( ゚д゚ )


神だ。


神対応だ。


時間は無駄にしてしまったけど

神に感謝です。


でも悔しいのでバレンシアワインを購入。

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そして車窓の景色も綺麗でした。


通常マドリードからクエンカは


クエンカ経由バレンシア行きなのですが


チケットチェンジしてくれた人が

クエンカ経由を見落として

バレンシア直行列車を取ってしまったと思われます。




そして16:18分クエンカへ到着!!!


着いたよ!
もうクエンカへ着いただけで嬉しい。

長かった...


もう夕方です...


しかしこの日の本当のトラブルは


クエンカで起こったのでした。


長いので続く。

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